紹介
「食」がテーマの国際的な美食文化観光スポット誕生!
故宮博物院を訪れる台湾国内外の観光客やグルメのお客様方に、マルチな飲食サービスをお届けするため、NT四億元を投じ二年半を費やした「故宮晶華」グルメセンターが、2008年6月25日にグランドオープンいたしました。国立故宮博物院の敷地内に建てられた「故宮晶華」は、中華美食文化を全世界に広めるという大きな役割を担って登場しました。そのメニューや食器は故宮の文物をモチーフとしています。いずれのお料理も味を大切にしており、サービス及び全体の雰囲気は、伝統的な特色を現代に再現しています。シルクホテルグループの企画による様々なメニューの中からお好みやご予算でお選びいただけます。世界を舞台にご活躍になるビジネスマンやグルメのお客様に、故宮のすばらしい文物を鑑賞していただくと同時に、中華料理の粋を味わっていただけます。この「故宮晶華」のオープンにより、世界中の方々に、奥深い中華美食文化の魅力を知っていただければと思います。
伝統、瞬間、そして未来
国立故宮博物院は歴史的意義の高い建物であり、その収蔵品は極めて文化価値の高い芸術品です。現在はもちろん、未来においても、その存在は何物にも喩え難い意義があります。故宮晶華は、故宮博物院の展示館の西側に位置し、行政ビル文会館に隣接しています。設計は台湾の建築界を代表する姚仁熹氏によるもので、故宮文物特有の伝統と歴史的特色を伝承し、建築形式あるいは語彙を再現することだけにこだわらず、今ある環境、伝統建築の精神及び飲食文化の持つ意味を尊重し、現代の建築技術を通して現代設計思想に結びつけることにより表現し伝承することを建築のコンセプトとしています。
故宮晶華の外壁は、視覚的に透明性を持たせるために、ガラスのカーテンウォールを採用しています。現在の環境を重んじながら、新建物が建築されることで、博物院内に現存する建築物への衝撃を緩和しています。夜間には、室内の特殊な設計の照明を通して、自然な形でレストラン及び宴会場の賑わいを外に伝え、内部の開放的な空間設計を外部にまで感じさせます。建築と飲食文化の持つ生命力を表現しつつ、夜間、故宮博物院の中で訪れる人を最も魅了する風景となるはずです。
室内空間においては、日本の著名なデザイナーである橋本夕紀夫氏が担当し、「冰裂紋(宋朝の青瓷は釉の質や窯の温度に関係で、自然な亀裂模様を形成し、それぞれその作品の芸術性を代表する特色となっている)」を採用しており、これはグルメセンター全体を設計する上での重要な要素であり、エントランス、隣のテーブルとの仕切り、壁面の装飾模様等に見られます。一階のレストランに足を踏み入れると、中央が6mという高さの天井が、古代中国の宿屋の食堂を思わせます。中央の廊下の両側には、二階まで貫く灯柱が聳え立っているのが目に入ります。これは、新石器時代の玉琮(古代祭事用の礼器)の形を真似て作られています。廊下の左右はレトロで上品な雰囲気の「小吃エリア」です。このエリアには西周宗周鐘(祭事用の楽器)の外型に似せた照明器具が採用されていて、これに花蓮の大理石に木製の縁取りがされたテーブルが組み合わされ、古代と現代がみごとにマッチしています。廊下の突き当りは、中国式点心のオープンキッチンです。料理人の巧みな手さばきで次々と点心が作られていくのを目の当たりに見ることができます。突き当りの左の壁面には唐朝宮楽図が掛けられています。図中には、後宮の后妃が十人、巨大な方卓を囲んで座り、茶を楽しみ、酒を酌み交わす様子が描かれています。中央の四人は楽器を演奏して興を添えています。あまりの楽しさに食卓の下に寝ていた小犬までも楽しげです。そして、右の壁面には宋徽宗文会図が掛けられています。この作品は、精緻な筆遣いで文人が集って茶を楽しみ、詩を吟じて興じる様子が描かれています。二つの作品とも、故宮所蔵品中の名作であり、故宮の歴史文物に囲まれた雰囲気の中でお食事をお楽しみいただけます。
階段を上って二階に上がると、天井の両側には8人から20人収容できる個室が十室ございます。それぞれ、故宮の所蔵芸術書画の作者の名により命名されています。蘭亭居という名の大きい個室は、王羲之の蘭亭序が室内の壁面にデザインされています。行間に漂う静粛な雰囲気が食事をする者の気持ちを落ち着かせ、古代文人の才気を思いやり、優雅で和やかな時間をお過ごしいただくことができます。蘭亭居の向かいにある東坡居の壁面には、宋代の文学家蘇軾の名作--前赤壁賦が採用されています。客をもてなし、明月を詠った詩は、のびのびとした文人の心が表現され、酒を汲み交わしながら歓談する様子が窺えます。その他にも、白石居(清朝斉白石)、六如居(明朝唐寅)、雲林居(元朝倪讃)、衡山居(明朝文徴明)等があり、各部屋の壁には、宋朝の青瓷が描かれ、中国式の灯籠が窓枠と木の床によく合っており、レトロな中に現代的なムードを漂わせています。また、四つの小さい個室--太白居(唐朝李白)、大千居(民国 張大千)、井西居(元朝黄公望)、松雪居(元朝趙孟頫)には、北宋張擇端の清明上河図が全体に貫かれています。その設計は、作品の一部を選び、「剪紙(切り紙)芸術」と刷りガラスを通し、光線を組み合わせることで、透視する形式を用いてこの貴重な所蔵品が表現する市井風景を再現しています。お客様には美食をご堪能いただけると同時に、このすばらしい文化芸術の宴をお楽しみいただけます。
三階の宴会フロアは、全体が白のライムストーンの壁面で、三面に古代の門と玄関を模した形式が取られ、非凡で優雅な雰囲気を醸し出す空間となっています。二組のレトロな形の長椅子と天井から下がるLED水晶灯は、東西文化の融合と古代と現代のコラボを思わせます。会場に入ると、フロント受付部分から延びているLEDの照明器具は全部で4,300個使用されていて、天井全体に無数の星が瞬いているかのような錯覚にかられます。左右の壁面は、「冰裂紋」の仕切りとガラスのカーテンウォールで、故宮の展示館の風格と外双渓の自然を室内に導き入れ、フロアに敷かれたカーペットとマッチして優雅で上品な空間を作り上げています。




フロア紹介
地下二階 府城晶華

營業時間
価 格
座席數
サービスが一時停止しました
アラカルト(25元より)
150席
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座席數
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メニュー
營業時間
価 格
座席数
平面圖
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營業時間
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座席数
一階 オーダー式レストラン

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メニュー
營業時間
価 格
座席数
オープン式のビジネス接待用レストラン。接待を目的とした食事及び時間に余裕のある台湾国内外旅行者のお食事に。
広東料理をメインに、中国八大料理を代表するスペシャルメニューを組み合わせた一品料理。
平日ランチタイム 11:30~15:00
休日ランチタイム 11:00~15:00
ディナータイム 17:30~21:00
スナック(90元より)
アラカルト(260元より)
200席
二階 個室

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メニュー
營業時間
価 格
座席数
一階の風格を引き継ぎ、かつ個室に別れている。グループの会食、台湾国内の企業または政府機関の接待客のお食事に。
広東料理をメインに、中国八大料理を代表するスペシャルメニューを組み合わせた一品料理。また、歴代皇帝にちなんだ宴、東坡宴、宝島名物宴等の故宮の所蔵品をモチーフにした歴史文物に因んだコース料理を提供。
ランチタイム 11:30~15:00
ディナータイム 17:30~21:30
コース (1,880元より)(每位)
メニュー(一卓)(19,800元)
(一卓10名様)より
10室 (一室8-20名様)
三階 会議、宴会場

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メニュー
營業時間
価 格
座席数
平面圖
多目的宴会場、台湾国内外のグループ、団体の宴会、国際シンポジウム、披露宴、各種製品発表会等に。
宴会用高級中華料理
お客様のニーズに応じてアレンジ
一卓 (19,800元より)
最高35卓まで可能(一卓10名様)
紹 介
メニュー
營業時間
価 格
座席数
上記料金に、別途10%のサービス料を頂戴いたします。